「望まない孤独」という言葉をよく聞くようになりました。
まだまだ定義もあいまいなところがありますが、「苦しい、助けてほしい」と思っているのに誰にも助けてと言えない、そんな感情も含めた状態だと思います。
昨年から続くコロナ禍によって、これまでのように人と会ったり、集まったりすることが難しくなりました。
そんな中、デジタル・オンラインに移行できた人々もいたとは思いますが、そのまま人とのつながりが減ってしまった方もたくさんいます。
私の娘も去年大学に入学しましたが、1年間で数回しか大学に行けず、友達を増やすというのも大変だと言っていました。
同時に、仕事がなくなったり、事業が上手くいかなかったり、生活が苦しくなって、悩むことも増えていることでしょう。
悩む機会は増えた、でも周りも苦しいし、人に会う機会も減っている、こうして、自分の中に悩みを抱えている孤独が増えているのだろうと思います。
昨年は、日本の自殺者数が11年ぶりに増加しました。
また、昨今もニュースでは、家族の介護に疲れた末の痛ましい事件や、育児放棄の末の幼い子どもの死など、コロナに関わらず、社会との結びつきのなかで救えたかもしれない事件の数々を耳にします。
こうした状況に対して、政治が手をこまねいているわけにはいきません。
自民党では、有志による勉強会を続けてきましたが、2月に「孤独・孤立対策特命委員会」を設置し、政治が取り組むべき内容を取りまとめていきます。
私としては、まずは、今この瞬間に苦しんでいる方々のためにオンライン・オフラインでの相談体制を整えること。そして、この根源的な問題を解決するために、例えばNPOの方々などとも連携しながら、そもそも孤独な状況をつくらない、一人で悩むような状況をつくらない、そんな社会づくりを進めていきます。