001河村官房長官が本日午前の記者会見で、民主党の鳩山代表の資金管理団体による虚偽記載問題について「鳩山氏の説明を聞く限り、自作自演の大がかりな偽装献金で、法令違反ではないかとの疑念をふっしょくできなかった。十分な説明責任を果たすべきだ」と述べたとのこと。

また、鳩山氏が政治資金収支報告書を修正したことに「個人献金の偽装がばれたら借入金と訂正して済むなら、企業・団体献金の廃止といっても絵に描いたもちになる」と批判したという。

そして、民主党が1日の党首討論の開催に応じなかったそうだ。これについても非常に残念でならない。

国民の多くは「政治とカネ」の問題について疑念を持っている。この問題は政治の信頼回復にとって、とても大きなウエートを占める。この問題の解決なしに、政治の信頼を取り戻し、新しい政治が出来るわけがないと思う。

鳩山氏は代表就任当初、毎週党首討論をやろうとマスコミの前で力を込めて述べていたはずだ。これでは小沢前代表と変わらない。悪いことをしていないなら資金管理団体の虚偽記載が明るみに出ても、党首討論は行っていただきたい。それに、政治と金の問題の他にも、外交、福祉、教育、予算、税制、等色々なテーマについて両党首が討論する事を、多くの国民は望んでいると思う。

本日の産経新聞、「主張」に鳩山氏への献金 これでは責任を免れないが書かれていた。参考に掲載させていただく。

鳩山氏への献金 これでは責任を免れない

民主党の鳩山由紀夫代表の資金管理団体が、すでに死亡した人などの名義による個人献金を政治資金収支報告書に記載していたと指摘された問題で、鳩山氏が記者会見でみずから虚偽記載の事実を認めて陳謝した。

 事実でない献金額は4年間で2100万円を超え、名義が使われた人は約90人、193件に上るという。鳩山氏は、個人献金を多く見せるために経理担当者が操作したと説明しているが、なぜこれだけ大がかりに虚偽記載をしなければならなかったのか。明白な政治資金規正法違反ではないか。

 鳩山氏は経理担当の公設秘書を解任する一方、自身は「説明責任を果たす中で代表の責務を果たしたい」と党代表を続投する考えを表明した。こんな説明で事態を乗り切れると思っているのか。その政治責任は重大であり、進退をかけて、さらなる説明を果たす必要がある。

 鳩山氏は会見で、虚偽の個人献金について「経理担当者に任せていた普通預金から、埋め合わせに使われた」と説明し、原資はすべて鳩山氏の資金で、ヤミ献金など不正なものはないと強調した。

経理担当者が故人の名義などを使った理由については「私の個人献金があまりにも少なく、そのことがわかると大変だとの思いがあったのではないか」と述べた。

 この問題を調査した弁護士は報告書のなかで、鳩山氏の資金管理団体「友愛政経懇話会」の経理担当者が独断で行ったもので、鳩山氏は知らなかったとしている。

 民主党は、西松建設の違法献金事件で小沢一郎代表代行の公設第1秘書が逮捕・起訴される事態を受け、小沢氏が代表を辞任して鳩山氏に代わった。その小沢氏は事件をめぐる説明責任をいまだに果たしていないというのに、今度は鳩山氏の疑惑である。

 西松建設事件の経験から、鳩山氏は「党代表というより鳩山個人の事務所の問題」と強調している。しかし、虚偽の人物の名をかたって収支報告書を提出し、国民を欺いたのである。鳩山氏が実際に虚偽記載が行われた経過を知らなかったとしても、党代表の責任を免れることにはならない。

 民主党は3年後の企業献金廃止を打ち出し、関連法案を国会に提出するなど政治資金の透明化を目指している。党首が相次いで政治とカネの疑惑にまみれ、こうした姿勢を台無しにしている。