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軍政が続いたパキスタンの民主化を目指していたブット元首が、志半ばにして暗殺された。
ブット元首相が暗殺される2日前に、複数の暗殺情報に対し、「私の人生は神の手にある」と側近に話し、テロの危険を自覚しながら、選挙遊説に奔走していた。

ブット元首相、犠牲になった方々には心からお悔やみを申し上げる。

AP 通信によると、パキスタン内務省報道官は28日、ベナジル・ブット元首相暗殺事件で、国際テロ組織アル・カーイダの幹部が部下に対して暗殺をたたえた会話 を傍受、録音していたことを明らかにした。 パキスタン当局者が今回の事件とアル・カーイダとのつながりを指摘したのは、これが初めてである。パキスタン の民間テレビARYも28日、アル・カーイダが犯行声明を出したとのこと。

民主化をめざし、テロとの戦いに命を懸けて戦っていたブット元首相。この意を継ぎ、苦難を乗り越えパキスタン政府、そして国民が民主主義の定着に向けて力強く歩むことを、心から祈っている。

写真は国会議事堂の裏側から撮影。