1. HOME
  2. 活動報告
  3. 混迷する政治のコスト

活動報告

Report

混迷する政治のコスト

443-1

443-2

今日の通勤途中、初々しい新社会人の皆さんが目立っていた。
駅の構内で迷っている人。
きょろきょろと周りを見ながら歩きつまずく人。
男女とも新しいスーツにカバン、靴。
道に迷っている新社会人には少し申し訳ないが、私も昔を懐かしく思い出しながら(心の中ではエールを送り)国会にむかった。
国会周辺では桜が満開になっている。私の住んでいる地域より1週間くらい早いかな。
本日は財務金融委員会。写真は、同僚の越智隆雄議員が質問をしているところ。
国有財産の有効活用はどうなっているか。
消費税について、過去二回は増税によって税収はあがっていない。税収増目的の消費税には少し懸念がある。税収が減るリスクもあるのでは?などの質問を行っていた。
これに関連した質問をしたいので、早く私の順番がまわってこないかなと思っている。

本日の日経新聞にの「大機小機」に「混迷する政治のコスト」が書かれているので掲載する。

「まさかそんなことにはならないだろうと思っていたが、日銀総裁空席は現実となった。戦後初の総裁空席を生み出した民主党の議論は目を覆わんばかりの論理不在だ。財務省出身者はだめ、と言うが、財務省・大蔵省出身で中央銀行総裁を務めた人は世界中に過去たくさんいた。今もいる。低金利で高齢者をいじめた人だからだめ、と言うが、それならばあの経済停滞の下で金利を上げれば良かったとでも言うのか。いつから民主党は『逆噴射の経済学』に頼ってまで大衆迎合する政党になったのか。低金利政策を推進したからだめと言うなら、日銀理事として事務方の中枢にあった白川方明氏のほうはなぜOKなのか。支離滅裂ではないか。

ガソリンの暫定税率問題でも迷走ぶりは一線を越えている。時代の役割を終えた道路特定財源から卒業して一般財源化することは、小泉純一郎内閣の時代にも実現し得なかった正しい道である。せっかく正しい選択肢を示しながら、なぜ暫定税率について、へりくつをこねて混乱を生み出すのか。

民主党は基礎年金につき『税方式』を提案している。その場合に必要となる追加財源15兆円を消費税率に換算すれば6%に相当する。これほどの税財源を要する政策を提案しながら、他方で大減税も提案しているのである。

しかも国際的に地球温暖化との関連で環境税が議論されている中で、ガソリン税の引き下げを提唱するとはどういうことなのか。暫定税率は道路特定財源と一心同体だからなどというのは、木を見て森を見ない議論だ。税を下げる、ガソリンが安くなる、と言えば大衆受けするだろうが、責任ある政党の言うべきことではない。

日本にも2大政党制が根付き、互いに政策を競う時代が来ればよい、などという期待は幻想にすぎなかったのか。財政再建、社会保障の将来像は文字通り政治のリーダーシップを必要とするから、政治の混迷により直接的な影響を受けざるを得ない。グローバル化した世界においては経済連携協定(EPA)、温暖化対策、知的財産権など何をとっても一国としての大きな方針が重要な役割を果たす。政治が混迷する国は、パイロット不在で乱気流に突入する飛行機のようなものである。そのコストは『失われた10年』では済まなくなるかもしれない。

最新記事