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活動報告

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建設的な議論を

本日の読売新聞朝刊の社説に「民主党質問 ISAF参加法案を提出しては」が書かれている。

衆院予算委員会2日目の論戦に、民主党は、菅直人、前原誠司、岡田克也という3人の代表経験者を登板させた。
重量級の投入で、政府の政策の問題点を浮き彫りにしようという狙いだったのだろう。
菅氏や岡田氏が特に問題にしたのは、インド洋での海上自衛隊補給艦による給油活動だ。質疑を通じて、論点が明確になってきた。政府は給油活動継続のための新法案に生かし、幅広く有権者の理解を得るものとするべきである。
菅氏が取り上げたのは、海自補給艦から燃料を提供された米補給艦に給油を受けた米空母キティホークが、ペルシャ湾で対イラク作戦に従事していたのではないか、とされる問題である。
福田首相は、2003年2月に海自補給艦が米補給艦に補給した燃料の量が20万ガロンではなく、80万ガロンだったことを改めて認めた。20万ガロンを前提にした従来の発言は「間違っていた」と撤回し、公式に陳謝した。
石破防衛相は、数量をとり違えた事務的ミスとし、関係者を処分する意向を表明した。だが、それで済む問題ではない。こうしたことが起きないよう、適切な措置を講じねばならない。
石破防衛相は、キティホークの活動に関する米側の説明内容を詳述し、提供の燃料は、イラク作戦には使われていない、と明言した。今後、さらに詳細な説明を重ね、疑念を払拭(ふっしょく)してもらいたい。
大事なのは、石破防衛相が強調したように、軍事的な支障があるものや、正当な理由で相手国の了解が得られないもの以外は、きちんと情報開示することだ。今後、米国はじめ関係国にも協力を得る必要がある。日米同盟の信頼性の維持のためにも重要である。
それにしても、民主党自身、テロとの戦いに、どう対処するのか。積極的な主張がなかったのは解せない。
小沢代表は、アフガンに展開する国際治安支援部隊(ISAF)に、「政権を取ったら参加したい」と言う。それなら、参院にISAF参加法案を提出し、可決してはどうか。
国連の平和活動なら、武力の行使を含むものであっても参加できる、というのが、小沢代表の考えだ。スーダンのダルフール紛争への国連平和維持活動 (PKO)部隊派遣にも当然参加すべきだ、と主張している。ISAF参加法案の提出は、国際平和活動をめぐる論議に新たな局面を開くだろう。
民主党には、政府・与党との緊張感ある質疑を通じて、建設的な成果を生み出してもらいたい。

中根コメント
米 空母キティホークが、ペルシャ湾で対イラク作戦に従事していたのではないかとされる問題について、破防衛相はキティホークの活動に関する米側の説明内容を 詳述し、提供の燃料は、イラク作戦には使われていないと明言した。誤解のないよう、今後、さらに詳細な説明を重ね、疑念を払拭(ふっしょく)してもらいた いと私も思う。
そして、「それにしても、民主党自身、テロとの戦いに、どう対処するのか。積極的な主張がなかったのは解せない。」と書いてあるがそのとおりである。政権交代を真に訴えている政党ならば、なぜテロとの戦いへの主張がないのか。
社 説では「小沢代表は、アフガンに展開する国際治安支援部隊(ISAF)に、「政権を取ったら参加したい」と言う。それなら、参院にISAF参加法案を提出 し、可決してはどうか。」と書いてあるが、参議院で第一党の党首、何といっても総理の指名選挙で参議院では小沢代表が選ばれたのだから、このように書かれ るのは当然である。

国際活動をめぐる問題についても(憲法9条の問題についても)政局を考え、政争の具にするだけでなく、ぜひとも建設的 な議論をし、国益になる成果を生み出していこうではないか。この問題に関してだけではなく、あらゆる問題に関して、そう感じてしまうのは私だけではないは ずだ。緊張感を持ち、お互いが良識ある建設的な論議をしていくことが大事なんだ。

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