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活動報告

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奇異な憲法解釈

260-1

私の朝の日課は5種類の新聞を読む事から始まる。当選当初、中川元幹事長から新聞は全て読みなさいといわれてから、けなげにも(笑)ほとんど毎日読んでいる。勿論、中川先生のブログも読んでいる。
本 日のブログは読売新聞の社説から書こうとおもっていた。仕事から帰宅し、書く前に中川元幹事長のブログをみたら、なんと読売新聞の社説について書いてあ る。なんとなくうれしくなったが、対比されるのも何ですし、私が書くよりよっぽどわかりやすく、的を得ていると思ったので以下掲載させていただく。

読売の社説に「テロ新法案」「民主党も現実的な対案を示せ」が書かれている。
「民主党も『テロとの戦い』の重要性を認めるなら、現実的な対案を示すべきではないか。政府・与党が、インド洋での海上自衛隊の給油活動を継続するための新法案骨子を野党に示した。11月1日で期限が切れるテロ対策特措法に代わる2年間の時限立法だ。
新 法案は、自衛隊の活動を他国軍艦船への給油・給水に限定する。活動区域も具体的に明記する。現在の海自の活動実態が、より正確に法案に反映されることにな る。特措法の『国会の事後承認』は削除される。『国会による文民統制(シビリアンコントロール)が弱まる』との議論があるが、心配はあるまい。1年ごとに 活動の国会報告が義務付けられる。そもそも、新法案の審議と成立に至るプロセスが国会承認そのものだ。
政府は今月中旬に新法案を衆院に提出する。 民主党が反対する中、11月1日までの成立は絶望視されている。海自艦船は一時、撤収を余儀なくされる。日本の『テロとの戦い』から離脱期間は最小限にす べきだ。政府派、11月10日までの国会会期の延長は無論、参院で新法案が否決された場合は、衆院での3分の2以上の多数による再可決も視野に入れ、早期 成立を期す必要がある。
国民の意識も変化している。読売新聞の9月下旬の全国世論調査では、海自の活動継続への賛成が47%で反対の40%を上 回った。9月上旬の調査では賛成29%、反対39%だったが、賛否が逆転した。国際社会から高い評価を得ている給油活動の実態や意義が、国民に浸透してき た結果だろう。
・・民主党の小沢代表は党機関紙で、アフガニスタンに展開する国際治安支援部隊(ISAF)への『参加を実現したい』と表明した。 ISAFへの自衛隊派遣を給油活動の対案とするなら、治安維持、地方復興、輸送など、ISAFのどの任務に参加するかを明示すべきだろう。アフガンでは、 自爆テロが相次ぎ、ISAFにも多数の犠牲者が出ている。日本が今、ISAFに参加するのは現実的な選択肢ではあるまい。
民主党は、対案作成も念頭に置き、アフガンに調査団を派遣する予定だったが、延期した。当面は、政府に海自の活動の情報開示を迫ることに焦点を絞りたいとの政治的思惑があるようだ。これでは、『反対のための反対』だ。責任政党としての使命、役割を放棄することになる」
―中川元幹事長の眼―
民主党の小沢代表は、分断政府の参院総理を担う使命、役割を放棄している。直近の民意が、小沢民主党のことを、そう見なしはじめている。
読 売の9月下旬の世論調査で、海自の活動継続賛成が9月上旬の同調査より18ポイント増の47%、反対が1ポイント増の40%となり、賛否が逆転した。テロ との戦いという国際的責務を果たすべく、海自の活動継続賛成が、反対を上回ったのである。「テロとの戦い」から逃げてはいけないとの民意である。
それならば、ということでこの直近の民意に反応するために小沢代表が動いた。小沢代表は、党機関紙と11月号の世界に「私が政権を取ればISAF(アフガニスタンに展開する国際治安支援部隊)への参加を実現したい」と明確に述べたのがそれである。
「安全な場所の給油活動は違憲だが、危険な場所での武力行使参加は合憲である」という奇異な憲法解釈をいよいよ前面に出してきた。
もしも、こんな憲法解釈を自民党の総理がいったら、社民党や共産党は徹底抗戦をするだろう。平和団体や労組のデモ隊が国会を取り巻くだろう。しかし、小沢代表ならば沈黙する。社民党や共産党も、しょせんは「憲法よりも権力」ということなのだろうか。
かつて自社さ政権をとったときに、社会党が自衛隊を合憲といったのは民意を反映したものだ。しかし、いまの小沢代表の憲法解釈は民意を反映しているとは思えない。
小沢発言のポイントは「私が政権を取れば」にある。小沢氏は既に参院政府の参院総理という権力の座にいるのだから、いま、ISAF(アフガニスタンに展開する国際治安支援部隊)参加法案を対案で出せばいいではないか。なぜ出さないのか。
全野党共同提案の「ISAF参加法案」を国会に出して欲しい。給油新法の対案で出してほしい。そうすれば、我々は小沢氏の憲法解釈を共有するのか全野党に聞くだろう。小沢政権ができたら、本当に自衛隊をタリバン空爆作戦、タリバン掃討作戦に参加させるのか。
「実は、非自民連立政権の総理は小沢さんではない。別の人だ。だからISAFには参加しない」
などということは許されない。首班指名で小沢氏を選んだ以上、そんな言い訳は絶対に許されない。国会の憲法論争が楽しみだ。何よりも、党首討論が楽しみだ。(10月6日記)
中根コメント
さすがに、中川元幹事長。われらが尊敬する代表。小沢代表の奇異な憲法解釈について、また、野党が憲法より権力を優先して行動している可能性について的確に述べている。

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