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「体罰」訴訟判決

014教師を足で蹴って逃げた子どもに対し、胸元をつかんで壁に押し当て大声で叱った。その行為が体罰か体罰で無いかの訴訟が行われていた。

最高裁の判断は「体罰にはあたらない」である。私は妥当な判断だとおもう。  

おそらく、たくさんの教師が妥当だと思っているであろうし、これが仮に違う判決になっていたら、「ではどう教育をしていけば良いのか。」まじめな教師ほど悩んでしまうことになっていたであろう。

本日の読売新聞にこの記事が掲載されている。以下掲載します。参考にしてください。

 「体罰」訴訟判決 指導には厳しさも必要だ

023教師を足で蹴って逃げた子どもに対し、胸元をつかんで壁に押し当て大声で叱った。その行為を「体罰にはあたらない」と最高裁が判断したのは妥当な結論だろう。

 熊本県の小学校で7年前、教師が2年生の男児にした行為は、学校教育法で禁じられた体罰か。それが民事訴訟で争われた。体罰と認定して賠償を命じた1、2審に対し、最高裁は請求を退けた。

 相手が教師であればもちろん、友だちでも蹴ってはならないことは本来、家庭がしつけておくことだ。教師が毅然とした態度で、厳しく指導したのは当然だろう。

 最近は、児童生徒に友だち感覚で接したり、度を越した悪ふざけや暴力的言動を見過ごしたりする教師の存在も指摘される。あくまで教える側と教わる側であることを、忘れてはならない。

 児童生徒の暴力行為が増加傾向にある。文部科学省の調査では、2007年度の発生件数は小中高校いずれも過去最高だった。対教師暴力は06年度より500件以上増え、7000件近くあった。

 生徒や保護者が教師らに対し、「クビにしてやる」などの暴言を吐くケースもある。こうした言動に萎縮することなく、厳格な姿勢で臨むことが必要だ。

 06年に教育基本法が改正され、「学校生活を営む上で必要な規律を重んずる」ことが明記された。07年には、政府の教育再生会議が第1次報告で、体罰とそれにあたらない行為を区別した終戦直後の通達の見直しなどを求めた。

 これらを受け、文科省も、教師が児童生徒の暴力行為から身を守るため、やむを得ず力を行使するのは体罰にあたらないことなどを明確にし、通知を出した。

 一方、教師による体罰もそれほど減ってはいない。07年度、体罰によって懲戒処分などを受けた教職員は、約370人いる。

 最高裁判決は、今回の行為が教育上適切だったと認めたわけではない。判決が「やや穏当を欠く」と指摘したように、教師が手を出すことは、児童生徒に恐怖心や反抗心を生みかねない。

 児童生徒を温かく見守りつつ、やってはならない行為には厳しい態度を示す。バランスが大切だ。容易ではないが、それこそプロの教師に求められる力量だろう。

 熱意があっても技量の追いつかない教師や、指導の難しい子どももいる。だからこそ、校長ら管理職や教育委員会の支援が欠かせない。保護者や地域住民の理解と協力を求めることも重要だ。

 

 


 

 

 

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