2007.08.13|月曜日
新盆
今春、父が70歳で他界し、新盆を迎えている。父の偉大さが、日が経つにつれて感じる。
父は鹿児島県生まれ。高校時代(甲南高校)まで鹿児島で育ち、部活動は野球をやっていて、戦後唯一の甲子園に出場した時のピッチャーだった。
一語とで言うと、非常に厳しい人。西郷隆盛が好きで幼いころから西郷どんの話をいろいろと話してくれた。
今、父が読んでいた「南州翁遺訓」(なんしゅうおういくん)を改めて読んでいる。その中で生前父がよく話してくれた「敬天愛人」について書かれている。
「道は天地自然の物にして、人はこれを行うものなれば、天を敬するを目的とす。天は我も同一に愛し給ふゆえ、我を愛する心を以て人を愛する也。」
(略) 人それぞれには、その天から与えられた天命というものがあり、それに従って、人は生きているのである。だからこそ、人はまず天を敬うことを目的とするべき である。天というものは、仁愛、すなわち人々を平等に、かつやさしく愛してくれるものであるので、天命というものを自覚するのであれば、天が我々を愛して くれるように、人は自らも他の人に対して、天と同じように、慈愛を持って接することが何よりも必要である。
また、よくこんな事も言っていた。
人を相手にせず、天を相手にせよ。天を相手にして、己を尽くし人を咎めず、我が誠の足らざるを尋ぬべし
(略)人を相手にしないで常に天を相手にするように心がけよ。天を相手にして自分の誠を尽くし、決して人の非をとがめるようなことをせず、自分の真心の足らない事を反省せよ。
